crispy脆樂團 JAPAN TOUR 2018 in Tokyo@青山月見ル君想フ

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正月が明けてからというもの、リーマン仕事が忙しすぎてまったく終わりが見えないなか、更新する気力も湧かずホッタラカシにしているこのブログですが、先週の木曜日、一月以上前からチケットの予約をしていた「crispy脆樂團 JAPAN TOUR 2018」を観に行くため青山月見ル君想フへと足を運びました。

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去年の十一月に「柯泯薰 DON’T MAKE A SOUND TOUR in TOKYO」を見て以来ですから、ここを訪れるのはおおよそ二ヶ月ぶりということになるでしょうか。DSPSに柯泯薰、そして今回のcrispy脆樂團と、いずれも整理番号順の入場ではなく早いモン勝ちなので、今回もまた開場前に行ってみると、――先客の三名は柯泯薰のライブでも自分たちより前に並んでいた方々でした(向こうも自分の顔は覚えているかもしれない(爆))。

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開場して受付をすませるやすぐさま一階へと下り、柯泯薰のときと同じ席に着いて開演まで待つことしばし。今回の対バンはkirimと赤い靴で、自分にとってはどちらのバンドも音を聴くのは初めてだったのですが、赤い靴には完全にヤられました。ドラムの神谷洵平にピアノの東川亜希子の二人に加えて、今回はウッドベースとチェロも参加しての素晴らしい演奏は強く心に残りました。

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で、crispy脆樂團ですが、柯泯薰が巧みな演出とシアトリカルなパフォーマンスによって、観客をグイグイと自らの音世界に引き込んでいくのに比較すると、crispy脆樂團のライブはとにかくストレート。観客へ一緒に唄おうと、ギターのSkippyが流暢な英語で会場を盛り上げていくスタイルは若々しいロック・ポップスの王道ともいえるもので、日本語バージョンの「100点」で「100点取るよ」と観客も参加してコーラスに興じるさまは微笑ましくありつつも、中年を過ぎたロートルの自分にこのノリはチと辛かったのはナイショです(爆)。

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また今回は写真の他、手持ちながらDSC-RX10M2で動画も撮ってみました。ジしかしいながらライブとなると一曲が限界で、腰を据えて撮るのであればやはり一脚かジンバルは必須と感じた次第。

ステージの前に恐竜を並べたり、丁丁の演奏するキーボードにもさりげなくトリケラトプス(?)が飾られていたりといった可愛らしい演出のほか、「100点」やアンコールでの小道具の使い方など、若々しさを前面に押し出したcrispy脆樂團の演奏と、ジャズ、シャンソン、ポップスのジャンルを軽々と超えた音を熱い演奏で聴かせてくれる大人っぽい赤い靴との対比が面白い一夜となりました。赤い靴に関しては帰宅後、『AKAIKUTSU』と『イノリーマスの森』の二枚を注文し、これが先日届いたところなので、これからじっくりと聴いてみるつもりです。

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