王榆鈞與時間樂隊 Yujun Wang & Times 来日公演@青山月見ル君想フ(中編)

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前回の続き。臼井ミトンwith田中義人のブルージーな演奏のあと、休憩をはさんでステージに登場したのが原田茶飯事と黒の他人。写真の通り、全員が紙のマスクをつけていきなりステージに登場したわけですが、このマスクについてひとまず説明しておく必要があるでしょう。

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これは受付をすませて会場に入る際、販促エリアで王榆鈞のスタッフから一人一人に手渡されたもので、この日のライブにも来ていたは台湾インディーズファンの大先輩であるI氏によると、台湾での公演でもこのマスクが配られていたとのこと。

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マスクをつけていてもその演奏が王榆鈞のような曲調に流れることなど決してなく(爆)、演奏は一曲目からフルスロットル。

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この前の臼井ミトンとは対照的な、とても特徴的な声音で伸び伸びと歌いあげる原田の曲は、昨年の春に聴いたものも多く、一度しか聴いていないのにここですっと思い出せたということはそれだけ個性的だということの証左でしょう。

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これまた前回も見ることができたトランペット(トロンボーン?)の音色を模した原田のパフォーマンス、――これって定番なんでしょうか? (上の写真参照)

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昨年にはじめて耳にしたときは、ギター一本というシンプルすぎる曲調に興趣を添えるだけのものかと勘違いしてしまったのですが、今回はベースとドラムも交えた曲の展開にもしっかり絡めておおっ、と驚くような演奏で魅せてくれました。

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いずれの演奏も一時間ほどでちょっと物足りないくらいだったのですが、ここでまた休憩をはさんで、ラストはいよいよ王榆鈞與時間樂隊 Yujun Wang & Timesの登場。一曲目からいきなり度肝を抜かれる趣向と演奏で完全に魂を持っていかれてしまったのですが、その内容についてはまた次回ということで。続く

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王榆鈞與時間樂隊 Yujun Wang & Times 来日公演@青山月見ル君想フ(前編)

王榆鈞與時間樂隊 Yujun Wang & Times 来日公演@青山月見ル君想フ(後編)

王榆鈞「音を編む」@青山月見ル君想フ

2 comments on “王榆鈞與時間樂隊 Yujun Wang & Times 来日公演@青山月見ル君想フ(中編)

  1. いむすた

    今回で3回目だった原田茶飯事。初めて見た時もバンド体制(5人だったかな?)でした。
    その時から彼のパフォーマンス、楽曲と声はいいなぁ。と思っていましたが、今まで台湾バンドの対バンでしか見たことがありません。CDも未購入なんですが、やっぱりメディアよりライブだろ!って思っているもので(原田さん、ごめんなさい)。
    アナウンスがあった5月2日のワンマンに行こうかと思っています。大型連休中ですが特に予定は入れていないし、相方も気にいっているので行ってもいいと言ってるし。
    ただ他のイベントが入るかもしれないので、ギリギリまでチケットを買わないでおこうとは思っています。固定ファンもついているので、ソールドアウトになる心配はありますが。

    • markyu

      原田茶飯事さんの出演のときはお客さん、盛り上がってましたね。固定ファンはかなりついている様子。自分は今回で二回目なのですが、雰囲気が違っていたビックリしました。もっとも前回の弾き語りソロと大きく違っていたのは、王榆鈞與時間樂隊も同じでした。やはりライブはそのときそのときで違うので、できるだけ足を運んで実体験しないと……と痛感した次第です(^^;)。

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